■2015年02月

■極私的・HKT48リクエストアワーセットリストベスト9(前半)

一週間も遅れた話題になってしまいましたが、今年もリクアワが終わりましたね。

私は今年はリクアワにはまったく関与しなかった。実に6公演中4公演に参戦し、残りの二日間も映画館でLVを観てその一部始終を見届けた去年とは余りにも対照的。もちろん最初から無視していたわけではなく、観に行きたかったのに全落したっていうorz
映画館にも手を出さなかったのはやはり全落してモチベーションが0になったというのが大きい。それに対して去年の場合は、折角初日と四日目に参戦できることになったのだから、中の二日間も単に結果を情報として知るのではなく、リアルタイムで見届けて自分の中で途切れのない流れとして捉えたいという気持ちが起こったから映画館に足を運んだのだ。

だが、一度も現場に行けないのに映画館なんか行っても沸けないもどかしさで消化不良な思いをするだけの、実に中途半端な結果にしかならない。その事は経験上分かっていた。
だったら映画館LVだけなどという中途半端なことはしないで、もうリクアワはきっぱりと無視してちー誕祭なり全ツなり来るべき遠征の時に余裕を持った日程を確保できるように、仕事をどんどん進めた方がよっぽどいいと考えた。
これは去年のヲタ活、特に乱暴なやり方で終わってみれば疲れだけが残った去年の夏場のヲタ活の反省からくるもので、ダボハゼのように何でも喰い付くのではなく、それよりも回数や頻度は少なくとも一回一回をじっくりと満足出来るようなヲタ活をしたいと今は思っているからなのだ。

この判断でよかったと思っている。終わってみれば今回のリクアワは1位を筆頭に上位はその多くが古い曲で、単にその曲のセンターなりを務めたメンのヲタが頑張っただけという、客観的に見てまことにつまらない結果だった。
HKTが大躍進してチーム4の曲が首位になった去年は、最新の情勢が反映される瑞々しさ、リアルタイム感、まるでイベントが生き物であるかのような躍動感があった。それに対して今年のこの結果はどうだ。最新のシーンが展開されないなんてアイドルの恒例イベントとしては死んだも同然。

でもこうなることは予想出来てもいた。以前の記事に「リクアワは去年がピークだったのは明らかで、だから今年は去年ほどには絶対に観に行きたいと強く思ってはいない」などと書いた。
そんな風に思っているから全落したんだよね(^_^;
まあそうは言っても、リクアワは48Gの数ある定期イベントの中でも一番好きなものだったので、一度も参戦できずに悔しかったというのは事実。そこで今回はこんな企画をすることにしました。





前口上がたいへん長くなってしまって恐縮だが、表題のとおりに私の個人的な好みでHKT48のオリジナル楽曲に順位をつけてみた。
が、ここで一つ問題が!
皆さんも思ったでしょう。なぜベスト9なのか。ベスト10でなく9なのか。それはですね…HKTの全てのオリジナル曲の中で、個人的に良い曲だなあと思って順位を付けられるような曲が九つしかなかったから(^_^;
あとの曲は特に感じるところはないというか横並びというか…だから無理にベスト10にするよりも自然体で選んだらこうなったと、そういうことです。
ではいきましょう。





9位…昔の彼氏のお兄ちゃんとつき合うということ
これは楽曲がどうのというよりは言わば特別賞。MV賞ですね。HKTのオリジナル曲、その中でもMVがある曲となると本当に数が限られるが、その中では飛び抜けて素晴らしい。

これと対を成す、同じさく食べのカップリングでチームHの楽曲である「既読スルー」のMVが「内容は全然無いけど面白いカメラで撮ったから許して」というまことに許し難いものであるのと余りに対照的(笑)
大人の事情が質の違いに表れ過ぎだろww

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この曲のMVについてはさく食べの発売直後にこちらの記事にも書いたのだが、当時のHKTやチームKⅣの情勢をよく反映し、示唆し、問題提起までしている内容で、それでいて押し付けがましさやくどさは無く、新規ファンが観ても普通に楽しめる。
ドラマ展開の部分とリップシーンのバランスもいいし、ちょっと暗めの色使いはアイドルのMVとしてはやけに印象的で、かつ終始楽曲との統一感もある。

表題曲のさく食べを初めてじっくり聴いた時、私は「こういう曲が表現出来るくらいにグループが成長したし、メンバーも少し大人になった」と感じたのだが、このMVを観てその事をさらに深く実感し、感心したのだった。





8位…君はどうして?

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この曲がどうして?って思うでしょう(笑)
私も初めて聴いた時はどうとも思わなくて、むしろ第一印象は「なんだこりゃ」という感じでまるでパッとしなかった。
けれど何だかじわじわとスルメ化するw

この曲の魅力を簡潔に言い表すなら、楽曲と歌詞の相性が最高、雰囲気が個性的、十代の瑞々しい気持ちがよく表現されている歌詞の、具体性と抽象性の力加減が絶妙…こんなところでしょうか。青春だなあ(笑)





7位…制服のバンビ
これは言ってみれば思い入れ票ですかね(^_^;
私にとってこの曲は博多レジェンド公演の思い出の象徴。そしてさくはるの二人が揃って出べそで回るなんて、もしかしたら二度と戻らないかも知れない初期のHKTの最高に贅沢な一場面なのだ。

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でもその二人を脇に従えてセンターで回った舞ちゃんの当時の存在感ね(笑)
いや余り笑えないかも…
あとはこの曲、間奏で3連打てるのが胸熱すぎるww





6位…波音のオルゴール
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これは良い曲。この隠れた名曲が海中コンで生披露された時は感動したね。
イントロから歌い出しの転調が見事に決まっているし、メロディと歌詞の相性も完璧。そして何といってもさっしーの声と曲の相性が素晴らしく良い。もともと歌唱力は高いんだけれど、それ好きみたいな声を張る曲よりもこの人はこういう曲の方が合っている気がする。





5位…アイドルの王者
作詞:つんく♂ 作曲:つんく♂
 ↑ 嘘ですw
そのくらいハロプロ臭が強烈に漂い、48Gでも無二の存在感があると思う。ともかくそんな楽曲全体の雰囲気、ノリ、個性がこの曲の最大の魅力なのだが、歌詞も48Gの曲としてはとても珍しい。

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秋元の書く等身大アイドル応援歌って基本的には全て傍観者の立場で書かれている、無責任な物言いである。即ち「一生懸命頑張りなさい。干されても挫けるな、愚痴るな、黙って頑張れ。欲を捨てて青春を捧げて突き進みなさい」というもの。
ところがこの曲はまったくの反対側、メンバー当人達の目線で書かれている。「私達は頑張るよ。だって夢なんだもん。好きなんだもん。青春のすべてを懸けてやってやる、まだまだいける、もっといける、行くぜえええ!」と。
だから初めて聴いた時、根っからのアイドル好きの私には歌詞が真っ直ぐどんと胸に響いてきて衝撃的だった。

特に「アイドルに命を懸けて」のところがいいね。まさに命を懸けてアイドルをやっている子しか48Gでは生き残れない。そんな厳しいプロアイドルの集団だからこそ私は好きなのだ。
原則として一人の人間が歌詞を書いている以上、偏りや足りない要素が発生するのは当然のこと。もちろんそれは悪い事ではなくむしろ良い事だと思うのだが、このアイドルの王者のように突然変異的に現れる「まるで秋元康っぽくない曲」は大歓迎だ。48Gの楽曲にいつも足りないのはこういう要素なんだよ!と声を大にして言いたくなる。

(後半の4位~1位の発表につづく)





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■極私的・HKT48リクエストアワーセットリストベスト9(後半)

極私的HKTリクアワの続き、4位から1位です。
ここから先に出てくる楽曲と5位までとの間には大きな差があります。言ってみればここまでは小粒。
そして実は4位はありません。同率で3位が二曲。

たった9曲のランキングで、個人的な好みだけのランキングで同率なんてあるの?と思われそうだが、あるんですよ(笑)
どうしても自分の中で優劣がつかなかった。





3位…桜、みんなで食べた
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はい、同率3位のうちの一つはさく食べです。そして好きな曲になる程理屈で説明するのは難しいと実感w
ただ良い曲だから、としか言いようがない。特にサビの部分のメロディーの美しさは他の追随を許さず、思わずサビを口ずさんでしまう曲、サビを着メロにしたくなるような曲ということで言えばHKTの曲の中でこれが一番だ。

そして、残り3曲の顔ぶれがバレバレになる事を言うようだが、HKTのシングル表題曲の中で音楽性を評価できるのは唯一この曲だけだ。特に歌詞。
さく食べの歌詞についての考察は一年前の記事に書いたのでそちらに譲るとして、他の3曲は歌詞が空疎に過ぎる。中でもひどいのはメロンジュースで、私的リクアワとしては残念ながらメロンジュースは最下位発表の初日のつべ動画に真っ先に登場するようなやつ。
まあヲタにありがちな「シングル表題曲とか素人」みたいなおかしな自己満足を図らずも満たすことになるのはいいんだけどね(^_^;

さて、そんな事よりも個人的にはこの曲には非常に大切な要素がある。
これを言っていいものかどうかと思うのだが、「桜、みんなで食べた」は私にとって早くも懐古の念を喚起する曲なのだ。
一年前は、あの頃のHKTは良かったなあと、最近この曲を聴くとそう思えてならない。
去年の半ばあたりから既に、HKTは今がピーク、ピーク感を感じると何度も言ってきた。でもその一方で、もしかしたらまだ先かも知れない、まだピークは続いているかも知れないとも思い、自分でも分からなくなる時もあった。でもさく食べを聴いてちょうど一年くらい前の情景が頭の中に甦ってくると、確かにあの頃の方が自身ずっと楽しかったと思い知らされてしまうのだ。

九州ツアーの真っ只中で初めて披露されたこの曲。その日、この曲を引っさげてMステに初出演することも併せて発表された。だが九州ツアーやMステだけではまだまだ終わらない。この先に一体どんな景色が待っているのだろう。グループが駆け上がる坂道が光に照らされ始めて、明日は今日よりもっと眩しくなる。そんな瑞々しい予感をメンバーもファンも誰もが心に抱き、期待にそわそわと胸を躍らせ、現場はいつも心地好い緊張感に包まれていた。
残念ながらそんな春の息吹の中にいるような日々はもう過ぎ去ってしまったのだ。紅白への出場が決まった時などそれを特に強く感じて、私は年初から既に喪失感を感じていた。そしてそんなHKTの一番良かった時代はいつでも「桜、みんなで食べた」のメロディーと共にあった。





3位…ウインクは3回
さく食べと同率の3位です。ウインクは3回。
アイドルの曲とは、特に多人数グループアイドルの楽曲とはかくあるべし!と拍手したくなるような名曲だ。

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このブログでも度々話題に出しているように、私はベタベタのアイドルソングというやつが大好きなのだが、48Gのベタベタアイドル曲は実はその殆どがユニット曲なのだ。つまり3人程度の少人数のための曲だということ。
だが16人選抜という多人数を前提にした曲の中で、ここまでど真ん中のアイドルソングらしさを消化した曲は他にない。全48Gの楽曲の中でも非常に価値ある、存在感の大きい秀作である。
衣装、振り付けも良く、そしてMVの出来はまさに秀逸。この曲こそシングル表題曲にするべきで、本店曲のカップリングというのは実に悔しいし、また自身劇場公演のステージでこれを観られなかったことが惜しまれてならない。





2位…初恋バタフライ
HKTの初オリジナル曲ということに重みを感じるとか敬意を抱くとか、そんな思いがまったく無いわけでもないが、それよりもともかく曲が良いからとしか言いようがない。カラオケで思わず歌いたくなってしまうのは1位の曲よりもむしろこっち(笑)

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HKTの初オリジナル曲と聞いて、とにかく元気で、とにかく若くて、明るくて無邪気で…そんな、まさしくスキ!スキ!スキップ!のような曲を誰もが想像しただろう。だからこの曲を聴いた時は衝撃を受けた。短調のメロディーに切ない歌詞…これが当時平均年齢15歳の末妹グループが歌う曲なのか。
ファーストシングルの表題曲にはまさにそういう曲しか許されないから敢えて外してきたのか、それとも当時手元にあった楽曲の中で特に良いものだったから初オリジナル曲にとHKTに与えられたのか、そのあたりは秋元康にしか分からないことだ。だが、深みのある曲だからこそいつでもグループがこの曲を携えて共に成長してこれたと思えば、それはとても喜ばしい事だ。

初バタを聴くといつも思い出す曲が一つある。「僕の太陽」だ。
好きな人のことや愛の存在を太陽に例える。そんな歌は古今東西沢山ある。何故か。太陽こそは永遠と絶対の象徴だからだ。だがそれに対して初恋を蝶々に例えるとは、何と儚いのだろう。
モンシロチョウの成虫は2~3週間しか生きられない。だが太陽を仰いで不朽を願う歌よりも、無常と儚さをうたった歌の方が私は好きだ。それは日本人が古来より大切にしてきた美意識の投影でもある。





1位…お願いヴァレンティヌ
事ある毎に話題に出しているので常連の読者の方には最初から分かりきっていた結末かもしれないが(^_^;
ともかく栄えある1位、私がHKTのオリジナル曲の中でもっとも好きなのは「お願いヴァレンティヌ」です。

これぞ好きな曲ほど語れないの極み。ただ良い曲だからとしか言いようがないのだが、それでも敢えてこの曲の魅力を言葉に換えるとするなら、切なくも瑞々しいメロディー、美しい半音の響き、その楽曲のイメージと完璧に噛み合った歌詞…こんなところだろうか。

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そんな楽曲の魅力だけで1位たるに十分なのだが、やはり衣装のことを抜きにこの曲は語れない。アイドルと衣装は切っても切れない関係だが、48Gの衣装こそは日本アイドル史における最高峰、贅を極めたアイドル文化の粋だと思っている。
そんな48Gの数々の名衣装の中でもお願いヴァレンティヌの衣装はまさに無二、圧倒的な存在感を誇っている。

まず、焦げ茶色一色というのがアイドルの衣装としてはきわめて異例だ。これをチョコレートの色だと言葉で言うのは簡単だが、それをかわいらしいアイドルの衣装として消化するのは並大抵のことではない。衣装を作る側にも高いセンスが必要だし、それを着こなすメンバーにも文句なしのかわいさと実力が求められる。

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さらには差し色を兼ねるとともにラッピングのリボンをイメージした赤いリボンの髪飾りが完璧に決まっている。これを考えたセンスの高さにただ脱帽するばかりだ。この衣装はまさにアイドル界の至宝。

さてこの曲について私は、ウインクは3回とは対照的に二つの大切な思い出を持っている。
一つは去年のリクアワで、このオリジナル衣装による披露を花道直近の神席で観られたこと。これは今までのヲタ活の中でもベスト3に入る幸せな出来事だった。
そしてもう一つは、初めてHKT劇場に入った一昨年9月16日の博多レジェンド公演のことだ。これは後から知ったことなのだが、実はこの日はセットリスト変更前にお願いヴァレンティヌが最後に披露された日だったのだ。当時はそんな事はまるで意識していなかったのだが、何という運命の悪戯だろうか。
そしてこの曲はアウトロに入る直前、メンバーが飛び跳ねながら互いにハイタッチをするのだが、その時にメンバー達の掛け声が肉声で聞こえたのだ。これは劇場公演でしか体験できない事であって、恐らくその機会はもう二度とないだろう。それだけにたいへん貴重な思い出として私の心に深く残っている。





さあ長々とお付き合いいただきましてありがとうございました。
果たして極私的HKTリクアワ2016はあるのか?あるとしたらそれまでにおねバレを超える神曲は現れるのか?いやそもそも一年後もまだヲタでいるのだろうか?(笑)





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■穴井千尋生誕祭を終えて…

(※自分で嫌になるくらいまとまりのない拙い文章になってしまいました。ご了承下さい)





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俺は何をしにここへ来たのだろう
俺なんかがここに居ていいのだろうか
ちーちゃんのスピーチが何故こんなに遠く聞こえるのか



重く靄がかかったような、はっきりしない、だが少なくとも決して良くはない、そんな思いにとらわれ、でもその正体が何であるのか自分でもよく分からず、言葉にすることも出来ずに、そして言葉に換えられないことに自分で嫌気が差し、そんな悪循環のまま生誕祭からあっという間に一週間が経ってしまった。
生誕祭で思ったこと、感想なんて本来すぐさま書くべきところ、それも出来ずに私的リクアワなどの企画ものの記事で茶を濁してしまった。だがそれこそ満を持して臨んだ生誕祭なのだ。このまま消化せずに終わらせるわけにはいかないし、とにかくこうやって書いていくことで自らの心境も明らかになるのではないかと思った。そうでもしないと消化しないまま記憶も薄れてしまう。それだけは嫌だ。今日は休みで、外は冷たい雨。この機会は逃せない。

一年と少し前、由依ちゃんの生誕祭に参加し、そこで受け取ったものは濃密で重厚で、そして何より良いものだった。
研究生からチームKに昇格した頃からずっと見守り応援してきたのは間違いじゃなかったと思えたし、この先もずっと彼女のことが大好きでいるだろうと確信できた。そしてその上で、ひとまずAKBメンバーとしての彼女の成長は一通り見届けたという思いに至り、心の中に一つの区切りが出来て、推し卒をする決意へと至った。まさに円満、こんなに爽やかな気持ちで推し卒が出来るなんてこれ以上幸せなことはないと思った。

それに比べて今回、ちーちゃんの生誕祭を終えて、この自分の中に「特に何も残っていない」感じは一体なんだろう。それが自分でも分からない。その理由を知りたい。
きっと単純な話ではないのだろう。まずは、考えられる軽い要因から明らかにしていきたい。
一つは、淡々としていたからだろう。彼女の身辺、環境に大きな変化はなく、これからもチームHのキャプテンとして頑張っていくということ。だが別に、変化がなく静かに淡々と続いていくことは何も悪いことではない。
だが、グループの停滞感という目下の看過できない状況がある。そんな状況の中にいて変化がないから何か物足りなく思えてしまったのかも知れない。新年早々の記事に書いたことだが、去年のHKTは余りにも一気に登りつめ過ぎた。全国ツアーも紅白出場も成し遂げてしまって、未来に思い描く「まだ見たことのない景色」は一体あと何があるというのだろうか。

軽い要因と言えば席の問題もきっとあったのだろう。由依ちゃんの生誕祭の時はまさかの1巡0番、最前列ドセンだった。当時は例の悲しい事件が起こる前、柵なども無く、最前列からステージまでの距離は僅か2mだった。AKB劇場のセンブロ最前列は8席なので完全なドセンというのは存在しないのだが、私が座ったのは上手へ0.5ズレの右側。由依ちゃんが生誕祭の最中に立っていたのもまさにその上手へ0.5ズレ。
数mで0ズレという奇跡の超至近距離。さや姉からの手紙が読み上げられていくうち、由依ちゃんの目は少しずつ充血し、潤んできて、やがて涙のひとしずくが目からゆっくりこぼれるその瞬間を私ははっきりと見ていた。

それに対して今回のちーちゃんの生誕祭では入場巡を干されてセンブロながら最後列。サプライズではるっぴが登場した時、他のメンバーが「あ~(ちーちゃんが)泣いちゃった」と言った。だが、彼女が泣いている様子は自分ではよく分からなかった…



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しかし、グループの状況よりも席の事よりも、やはり最大の要因は自分自身の心境にあるはずだ。
もう何度も繰り返し同じ事を書いていて、正直なところまたこの事に触れるのももう嫌になっているのだが、それでもここでは書かねばならない。
私は昨夏の不祥事スルー事件以来、HKTの見方が大きく変わった。秋豚や運営どもは糾弾すべき社会の害悪だと思っているし、グループを社会の一員と認めていないし、メンバー達に対しても将来の夢を含めて長く応援するとかそんな思いも無くなり、その時その時自分を楽しませてくれる都合の良いアイドルであることしか求めていない。もちろんそんな状態で見続けることが異常だということは自覚している。こんなにも批判的でありながらメンバー達のことが好き過ぎてヲタをやめられない目下の自身の行いは、矛盾であり、妥協であり、ダメなのだ。
分かっているつもりでいながら、その事はすぐに心の奥底に隠れてしまいがちだ。だが今回、ちーちゃんのスピーチを聞いて改めてそれがどれだけ矛盾に満ちたおかしな行動であるか、それを突きつけられた気がした。

ちーちゃんは今年も総選挙があるなら16位以内を目指したいと言った。当然、客席は沸いた。
実際のところ、去年の時点でHKTでも七番手だったちーちゃんが選抜に入るのは限りなく不可能に近いくらい困難なことだ。だがここで重要なのは16位という順位の現実性であるとか、そんな具体的な事ではない。
彼女は普段自分の考えや心の奥を言葉にして発することが殆どない。これは良いとか悪いとかではなく、そういう性格、人柄なのだ。そしてそれはキャプテンとしてのあり方にもそのまま表れている。闘志を前面に押し出し、メンバー達の心情を積極的に代弁し、チームの旗を高く掲げて声高らかに先陣を切る、そんなちゅりのようなキャプテン像とはまさに正反対。
そんなちーちゃんが高い目標を、それも具体的な目標を、自分の言葉ではっきりと表に出して掲げた…それだけで、いかに秘めた思いが熱く、そして揺るぎないものかが分かる。
彼女がそうやって目標をしっかり掲げたこと、それ自体はとても嬉しかったし、胸を打つものがあった。

客席にいた多くのちーふぁむの中には、さらに彼女を応援していきたいという思いを新たにした人も多かったろう。もっと言えば、今年の総選挙はこれまでにないくらいぶっ込んでやるぜと鼻息荒く決意した人もいただろう。
だが、そんな客席の熱気と自身の心境とのズレを痛感し、そして思ったのだ。俺なんかがここに居ていいのだろうかと。
もう今後は総選挙には関わらないと決めている。たとえモバイル会員枠などの権利を所有していたとしても、誰にも一票も投票しない。この考えは昨夏の事件以来まったく変わっていない。変わらないからこそちーちゃんのスピーチを聞き、客席の心が彼女と一つになるのを感じて、自分一人だけ場違いなところに居るなといたたまれなくなった。

ファンって何だろう。推しって何だろう。
98中を貰った時、当時は「H公演に当たった翌日のKⅣ公演に投げる」などと言っていたが、結局はKⅣフルメン公演を単発で観に行ってしまい(その当時何故そんな風に思っていたのか、今となっては自分でもよく分からない)、その時から98中を投げるのは穴井千尋生誕祭以外にあり得なくなった。今年のちーちゃんの生誕Tシャツが発売される日には「絶対に入手しなければいけない」と11時ちょうどにパソコンの前で待ち構えて即ポチした。何より、公演のステージでいつでもやっぱりちーちゃんのことばかり目で追ってしまう自分がいる。

自分でも処理できない複雑な心境のままお見送りに出た。その一瞬だけは、ごちゃごちゃした感情はすべて吹っ飛んでしまった。ちーちゃんが余りにかわいくてもう魂が飛びそうになった。
アイドルグループだからね。みんなかわいいんだよ。でもちーちゃん以外の子では絶対にそこまでにはならない。やっぱりちーちゃんが一番かわいいし、ちーちゃんが一番好き。他のメンバーとは違う、特別な存在なのだ。
だって彼女は容姿も、性格も、限りなく自分の理想の女性像に近い。今でこそ自身の年齢とか身辺環境などからそこは完全に割り切って見ているが、もし自分が20代の頃に彼女と出会っていたらアイドルにガチ恋してしまって病んでいたかも知れないと思うくらいだ。



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ちーちゃんが一番かわいいから。HKTの中で一番好きだから。だから俺は穴井千尋推しです。でも総選挙とか投票しないです。グループ自体については批判的なんで。

それの何も悪いとは思わないし、まして他人にとやかく言われる理由など一つもない。
だが生誕祭のスピーチの時、彼女の言った事が凄く他人事のように聞こえ、ステージとの距離以上に彼女を遠く感じ、自分がそこに居てはいけないかのような思いにとらわれたのは事実だ。矛盾、妥協などと思いながら見続ける者のこれが業だと受け止めるしかないのだろう。

本当はこんな人間は誰の生誕祭にも入らずに、ライト箱推しの立場でいるのがふさわしい筈なのだ。でも「好きだからちーちゃんが一番」が今の自分の自然体。だからもう少しだけそれを押し通してみようかな、などと思っている。とりあえず来週末の全ツではまた生誕Tシャツを着て行ってちひろコールで絶叫してみよう。それで自分で何か違和感を感じたり、いや何よりもそうしたいと思えなくなったら、その時に何かが見えてくるのかも知れない。
何も変わらなかったら今のままの「矛盾、異常ヲタ」として、後味の悪い自然消滅的ヲタ卒をいつか迎えることになるのだろう。





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■今後の予定、その先の予定

全ツ追加日程分の当落発表も一般枠のキャン待ちまで全て終了し、最終的な参戦予定が確定した。



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イッパソ枠は当然のように全落した(笑)…のはともかくとして…

繰り返しになるが、2月14日の富山公演昼夜当選がやっぱり神展開!(≧∇≦)
もちろんお願いヴァレンティヌのこともあるのだが、もう一つ大きな要素がある。
ちょっと話が脱線気味になるのだが、実は北陸にはもう一つのヲタ活(鉄分の濃いやつ)で重要な案件がありまして。一ヶ月後に迫った新幹線の開業に伴い、この地区を走る国鉄型車両が全廃されてしまうのだ((((;゚Д゚))))

興味の無い人にはなんのこっちゃと思われるかも知れないが、この国鉄型車両全廃というのは、たとえて言うなら「一ヶ月後に一期生は全員卒業します」というくらいの一大事件なのです!
だから何れにせよ来月までに最低一回は北陸遠征が必須となっていたのだが、富山公演に当たったお陰で二つのヲタ活遠征を兼ねられるので日程的にも金銭的にも非常に合理的(^^)
首都圏から北陸方面への往復と現地での乗り放題が組み合わさった割引切符の有効期間が四日間なので、前々日の2月12日から出発して二日間鉄ヲタ活動をして、全ツ当日は富山か高岡のホテルで朝ゆっくりと出発すればおkという完璧な流れ!

あとは3月7日の宮城昼公演を連番の3104さんが当てて下さいました。改めましてありがとうございますm(_ _)m

一方で、3月14日大阪公演のキャン待ち当選って…
2月15日の愛知公演なら富山と連戦になるので大歓迎、宮城夜公演ももちろん大歓迎だったのだが、単発の大阪(しかも昼だけ)って、正直言って一番いらないところに引っ掛かってしまった( ̄▽ ̄;)
じゃあなんで申し込んだんだよと言われれば、それは全落して一つも参戦できないのは避けたかったから沖縄以外はとにかく全部投げたという話。富山二つ当たった時点で悪いけど大阪は要らんかった。
ぶっちゃけこれの処遇については検討中…





さあ全ツについてはそんな感じで、今のところ決まっている予定はこうなっている。

 2月14日 HKT全国ツアー富山公演
 2月22日 桜、みんなで食べた全国握手会
 3月7日 HKT全国ツアー宮城公演
 3月14日 HKT全国ツアー大阪公演

あとは、今後の劇場公演をどうするかだ。
結論から言うと、投げる可能性があるのはちーはるが揃って出演する最ベルと、ちーちゃんが出演するパジャドラ、この二つだけだ。
最ベルはともかく、またパジャドラに出ることがあるのだろうか…と疑問に思うところなのだが、意外な朗報が。


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明日のパジャドラにめるみおが揃って出演(しかも二回公演)。この感じなら、ちーちゃんが出る可能性もまだまだあるな(と信じたい)。
でも、最ベルもパジャドラももう二回ずつ観ているわけだし、そこまで高いモチベーションの源にはならないんだよね…

そういえばそれで今になって思い出した、というか気付いたのだが、ちー生誕が終わった後に自分でもよく分からない空虚な気持ちになってしまったのには、もう一つ外的な理由があった。
それは、これでいよいよこの先のヲタ活における目標が無くなってしまうという喪失感だった。
ちーちゃんの出るパジャドラになかなか当たらないよ、HだけでなくKⅣの公演も観てみたいな、全ツは早い段階で一回は参戦しなければ、H公演が演目を変えたからまたすぐ博多へ行かなきゃ…そんな事をいつも考え、慌しく動いている間に去年はあっという間に12月になり、そして嵐のように一年が過ぎ去って行った。

これはとても幸せなことだったと思う。常に次のヲタ活の目標、願望があり、そこへ向けて一つのイベントが終わっても常にモチベーションが保たれる。
だが、ちーちゃんの生誕祭を終えて、いよいよこれといった叶えたい目標が無くなってしまったのだ。手持ちの98中も消えた。去年の秋頃、ヲタ活が非常に満たされているのに、いやだからこそ今ならヲタ卒できそうだと心構えを持ったことがある。その理由は、グループのピーク感と自身のヲタ活のピーク感が重なって感じられたからだ。
そして今、皮肉なことにグループの停滞感と自身のヲタ活の停滞感が同じようにリンクしている。確かに来週末の全ツは楽しみなのだが、それは三ヶ月ぶりにHKTのオリジナル曲を生で観られるからというささやかなモチベーションに過ぎない。何か爆発力に欠ける。

今現在HKTが劇場でやっている三つの公演はそれぞれ二回ずつ観た。推しメンの生誕祭にも入ったし、全ツも初日を神席で観たのを皮切りにすでに四回参戦している。
もうそろそろ何か新しいコンテンツを用意してくれないと、モチベーションを保つのは難しいというのが正直なところだ。これが福岡に住んでいてそれこそ週一とかで劇場公演を観に行けるというならまた別のHKT48の楽しみ方があるのだろうが、遠方民にとってそれは叶わぬ事だ。

そういえばKⅣはいつまでシア女を続けるつもりなのだろうか。ユニット入れ替えなど精力的にやっているみたいだが、それも含めてもう出来る事はやり尽くした感があるのだが…
もし次に「目撃者」とかやってくれたらちーちゃんがいなくとも博多まですっ飛んで行くんだけどね(笑)





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■パジャドラに+1

超遅報というか今更に過ぎるのだが…
昨日知ったのだが、今年に入ってパジャドラ公演のアンコールで来場者アンケートをもとにリクエストの多かった曲を月替わりで一曲披露しているのだそうで。それで先月は「スキ!スキ!スキップ」だったらしい。スキップとはまた俗だな、と思っていたら2月の曲はなんと…

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「ウインクは3回」きたー
確かにツアーでも必ずセトリに入ってくるし東京ドームのグループコンで他グループも巻き込んでやったくらいの曲だから有名なのだろうが、それでもこれは本店シングルのカップリング(だからこそ入ったばかりの三期生をいきなりセンターにしたり選抜経験の無かった一期生二人を入れたりと冒険が出来たのだ)。
不幸にも本店シングルのカップリングに甘んじたこの名曲を押し上げるとは、劇場民はわかってるなw

でもスキップが選ばれるのを俗と言うならば、このウインクもまだまだぬるいよね。初期の隠れた曲、それこそキレイゴトのような振り付けもMVも無いような曲が劇場で観られたらもっと胸熱なのだが(笑)
しかしこれはそれこそ扇動者でも現れない限り無理だなww
だがこれを何ヶ月か続けていけば「今月の一位はスキップだったけれど、1月にやったばかりだから次点を選ぼう」という事も起こりうるわけだし「お願いヴァレンティヌ」あたりなら十分可能性はあるな。

ところでこのアンケート、4と8の付く日に実施しているらしいのだが、12月の最ベル入った時18日だったのにそんなの全然気が付かなかった。見落としてたのかな…(´・ω・`)
それともいつも劇場行くと開場と同時に入ってすぐにチケットを買って、すぐに一旦何処かへ消えて、入場列整理の直前に戻って来ることばかりなので、その間に何か行われているのだろうか…?



話はちょっと変わって、そんなパジャドラは昨日はみるんの生誕祭だったようで。
ところが…


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  (以下略)

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他のメンバー達がみるん生誕で沸いている中でこの投稿って( ̄▽ ̄;)
はるっぴは前からこういうところがあったけれど、それにしても超越してるな…



ところで、ちーちゃんが出るパジャドラをもう一回くらいは観たいと言っているのと矛盾するようだが、KⅣもそうなのだがひまわり組はいつまでパジャドラ公演を続ける気なのだろうか…
三期生の成長のためにもいい加減演目を入れ替るべきだよね。全ツとか選抜メンの忙しさを理由にするならそれこそ本末転倒というもので、実際に公演に出ているのはスタベンなのだから、いっそのこと初日メンバーを全員非選抜でやるくらいが健全な姿なのだ。そのくらいの潔さをもってどんどん話を進めるべきではないだろうか。





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プロフィール

とけすん

Author:とけすん
埼玉県在住、四十代独身男です。ヲタ歴は五年半(ヘビロテ新規)。推しメンは穴井千尋。アイドル以外の趣味は野球観戦、旅行、居酒屋巡り。
HKT推しとしては典型的な百貨店新規で、初めて劇場に入ったのは博多レジェンド公演。2013年12月、元推しの横山由依生誕祭を機に推し卒を決意し、以後AKBからも離れて博多単推しに。遠征大好き現場ヲタです。

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