■2016年04月

■惜別、HKT48劇場

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とうとうこの日がやって来てしまった。
専用劇場の喪失という受け入れ難い現実を突き付けられて、どうすることも出来ずただ立ち尽くし、今はもう無力にHKTだけに起こった不運を呪い、別れを惜しむことしか出来ない。

昨夜の最終公演、そしてメンバーのぐぐたす投稿などを見ると、卒業公演のような湿っぽさや悲壮感はなく、意外な程に明るく前向きだ。気持ちはもう西鉄ホールへ向かっているということだろうか。
まあ、切り替えが早く直ぐに前向きになるのは彼女達の生きる術とも言えるが…



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ちーちゃんに至っては「今日はいいスタートになった」とまで言っている。こんな風に思えるなんて凄い。
これが若さというやつなのだろう、羨ましい。私が先ず感じたことがこれだ。
もちろんそれだけでなくて、当のメンバー達はそれこそまだ実感が湧いていないのだろう。ツアー千秋楽の翌日に早起きして多くのメンバーが二回公演、しかも特別公演はワンオフのセットリスト。これでは目の前の公演を無事に終わらせるので精一杯だったと思う。

今日のちーちゃんの第一声も「ずっとライブ続きだったから、とりあえず昨日が終わってホッとしてる」まさにこれが正直な気持ちに違いない。そして早くも明日からは東京で出張公演だ。千秋楽の翌々日に「再演」では実感が湧かないのも無理はないw
きっと少し日が経ってから実感するのだろう。



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常設の専用劇場を持つだなんて、そんじょそこらのアイドルに出来ることではない。ましてデビューと同時に持つなど、これがいかに難しくいかに凄いことか。
たとえ立地が多少悪かろうと、柱が邪魔な欠陥構造であろうとも、専用劇場を持っているという事実こそがメンバーにとって最大の誇りであり、グループ愛とモチベーションの源であり、ファンにとってはこの上ない贅沢なのだ。そしてそれはAKB48グループの一員としての出自そのものでもある。
立地の事を言うなら、西鉄ホールは確かに最高だ。福岡でこれ以上の場所はない。だがHKTが専用劇場を構える誇り高きアイドルから、間借りで公演をさせてもらう浪人アイドルに落ちぶれたことには変わりない。

「私達の大切な劇場」だと思えばこそメンバーの情念が宿り、それを纏った16人が輝きを発して、ひとたび公演が始まればそこは小さな宇宙と化す。そして夢のような時間を我々に与えてくれるのだ。
HKT劇場にははるたんが住んでいるなんていう冗談があったが、それは寝ても覚めても心は劇場にあったということ。大切なのは実際にメンバーが劇場にいる時、公演が行われている時だけではない。

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考えてみよう、たとえばメンバー達が握手会で千葉や横浜へ行っている時。本来書き入れ時である筈の土日に誰にも使われることなく、劇場は束の間の休息をとり、メンバー達が帰って来るのを静かに待っていたのだ。これこそ専用劇場を持つ贅沢というもの。

これに対して、自分達が公演をやっている時以外は誰がどう使っているのか分からない間借りの劇場と寝ても覚めても心を共に出来るだろうか。メンバーの想いが宿るだろうか。そんな所からは物語や伝説は生まれない。

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昨日からメンバー達が劇場との最後の思い出にステージやレッスン場で撮った写真や動画を沢山上げているが、そんな中りーぬがこの、出べそだけを写した一枚を上げてくれた。
(この写真をぐぐたすに載せるセンスに感心する)

配信の映像などでは分かりづらいのだが、実際に劇場へ行った人ならよくご存知だろう。ステージはこのように傷だらけなのだ。余りに無数に傷があるので逆にこうして間近で見ないと分からない。原則としてこうしてステージに傷を付けることが許されるのはHKT48のメンバーだけ。だからこの傷はグループの足跡そのものでもあり、たいへんに尊いものだ。

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劇場公演だけでなく、テレビ番組でもメンバー達の活躍の場はいつだって劇場だった。
私は典型的な百貨店新規である。あの番組がなければヲタとしての今はなかっただろう。あの番組を収録していたのも他でもないHKT劇場のステージの上だった。

地上波とはいえ、当時まだ無名でメジャーデビューすらしていなかったHKT、それも深夜番組である。劇場を使えば低予算、短時間で番組が作れる。豪華なセットや派手な演出も何も無いから、その分メンバー達の素の人柄と体当たりの頑張りだけで番組を盛り上げようと皆で頑張った。だから神番組になったのだ。ステージ上手のバラエティ班など照明すらよく当たっていなかった(笑)が、だからこそ立ち上がって声を出して目立とうとしてスキルを上げていった。

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バラエティ48も昔は専ら劇場のステージだったし、シャカリキ48の冒頭はレッスン場から始まり、最終回で皆で傘を広げたのもレッスン場だ。おでかけだって初回は劇場の前からロケに出発し、最後はまた劇場に帰ってきてレッスン場で車座になって反省会をする場面で終わった。
こんな事が出来るのも、自分達だけが自由に使える劇場があればこそだ。



実際に西鉄ホールで公演を始めれば、メンバー達はそこで間借りならではの様々な制約や不自由さにぶつかることになり、戸惑う筈だ。その時になって初めて気付くのかも知れない。自分達が失ったものがいかに大きなものか、いかにかけがいのないものであったかという事に。
メンバー達は皆強い心の持ち主とはいえ、どうかこれにしっかりと耐えて欲しいと願う。そしてアイドルとしての輝きだけは絶対に失わないで欲しい。
そしてもちろん今すぐになどとは言わないが、必ず専用劇場を再建して欲しいと、心からそう強く願う。





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ようこそ

プロフィール

とけすん

Author:とけすん
埼玉県在住、四十代独身男です。ヲタ歴は五年半(ヘビロテ新規)。推しメンは穴井千尋。アイドル以外の趣味は野球観戦、旅行、居酒屋巡り。
HKT推しとしては典型的な百貨店新規で、初めて劇場に入ったのは博多レジェンド公演。2013年12月、元推しの横山由依生誕祭を機に推し卒を決意し、以後AKBからも離れて博多単推しに。遠征大好き現場ヲタです。

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