■極私的・HKT48リクエストアワーセットリストベスト10 2016

いよいよ本ブログの更新も終わりが見えてきました。そこで心残りはないか、どうしても書いておきたいのに忘れている事はないかと考えたところ、まさに一つ忘れていたネタを思い出しました。

HKTのオリジナル曲が一向に増えないこと、それ故にリクアワが未だに開催されないことに痺れを切らし、去年の2月に「極私的・HKT48リクエストアワー」という記事を書いたのです。
書いていて非常に楽しくて、今年もまた同じ時季に書こうと思っていたのにすっかり忘れていました(笑)
きっとちー誕祭の日程がなかなか決まらなかったのとガイシ遠征でそれどころではなかったのでしょうw

ちなみに去年の順位はこうでした。
  9位…昔の彼氏のお兄ちゃんとつき合うということ
  8位…君はどうして?
  7位…制服のバンビ
  6位…波音のオルゴール
  5位…アイドルの王者
  3位…桜、みんなで食べた/ウインクは3回
  2位…初恋バタフライ
  1位…お願いヴァレンティヌ

参考記事:
極私的・HKT48リクエストアワーセットリストベスト9(前半)
極私的・HKT48リクエストアワーセットリストベスト9(後半)

それでは開演しますが、去年は一つ一つの楽曲について自身のアイドル論も交えて長々と語ったのですが、今の私にもうそこまでのモチベーションはありません。そこで寸評にとどめます。
また、順位においては楽曲に対する客観的な評価もさることながら、個人的な思い入れを重視しています。先日蔵出した記事で「お願いヴァレンティヌに匹敵するほどの神曲」と絶賛した微笑みポップコーンの順位が奮わないのはこのためです。



10位…波音のオルゴール
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新しい曲が増えていけば初期の楽曲は年々埋もれていくのは必然のなりゆきだが、HKTの隠れた名曲といえば依然としてこの曲が先ず思い浮かぶ。イントロから歌い出しのところで転調するのがたまらない。

それにしても、最近はカップリングも含めて勢い任せのがちゃがちゃした曲ばかりで、このような淡い味付けながらもメロディで聴かせる曲がHKTには全然無いな。今この曲を聴くと、そんな事にも気付かされる。





9位…HKT城、今、動く
この曲は凄い。恐れ入った。
言うまでもなく劇場移転を題材とした歌詞だが、専用劇場の喪失と西鉄ホールへの移転は損失であり、受け入れ難い事だった。だから、何でもネタにすればいいのかという思いも加わり、最初は拒否反応があった。

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だがそんな私のちっぽけな拒否反応を塗り潰すくらいの強大な力をこの曲は持っている。歌詞の中に出てくる様々な言葉や音楽的な部分でも、あちこちに周到な仕掛けが散りばめられている。これはまさしくプロの仕事だ。
そうと分かって乗せられるのは悔しくもあるのだが、でもとにかく楽しいんだから仕方がない。この曲を聴いていると「確かに専用劇場の喪失は辛いけれど、今は楽しくメンバー達を応援してあげようじゃないか」という気にさせられてしまう。音楽の力恐るべし。

ただし、その強大な力はMVを観る限りでは感じられない。ステージで化ける、生で観てこその曲と言えるだろう。いや「観る」ではないな。メンバーと一緒に祭りの熱狂に飛び込んでこそだ。アイドルのライブを生で観ることがいかに刺激的か、高揚するものか、それをこの曲は教えてくれる。





8位…Buddy
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こんな曲を女性アイドルに歌わせてしまうところに秋元康の奔放さが表れているが、それこそがこれまで数々の神曲を生み出してきた原動力でもあるのだろう。
それにしてもこの曲はぶっ飛んでいる。曲自体は素晴らしいものだが、じーなのセンターが、いやHKTが、いやいややはり女性アイドルに歌わせることにどうしても無理があるというか違和感がある。その妙味も含めて味わうべきだろう。

唯一、かつてのチームKが歌ったなら似合ったかも知れない。HKTは一時期、チームHにかつてのチームK的なもの、KⅣにB的なものを作為的に纏わせようとしていた気配があったが、この曲にそれがよく表れている。





7位…アイドルの王者
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数多くあるメンバーそのものを題材とした曲の一つだが、秋元康からの無責任な応援歌とは違って、一貫してメンバー当人達の目線であるところがこれら他の曲とは一線を画する。これを歌うチームHにもし自分の推しメンがいたなら、より力が入ってこれまで以上に応援したくなるような、そんな気持ちを鼓舞する不思議な力を持っている。
そしてMVの出来が実に良い。表題曲の「控えめI love you!」のMVが酷い手抜き作品だっただけに余計にこれが目立つ。





6位…ウインクは3回
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明快で健全なアイドルソングらしさを、16人という多人数を前提にここまで真っ直ぐ消化した曲は他にない。アイドル好きの琴線に触れる名曲。

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MVは微笑みポップコーンと並んでHKTの歴代最高傑作である。





5位…微笑みポップコーン
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これはHKT48三期生のために天から降りてきた祝福ではないか、そう思えた程の神曲だ。楽曲も歌詞も良いが、とにかくMVが秀逸である。曲の世界観をここまで余さずに表し、さらに互いに高め合っているMVは他に観たことがない。
微笑みポップコーンのMVを観たことがないという人は大きな損をしている。HKT三期生のかわいさ、そしてアイドルの素晴らしさに刮目せよ。





4位…大人列車
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聴けば聴くほど好きになる神曲。アイドルの曲としての迎合が一切感じられず、無心にただ良い曲であろうとしている、秋元作品の良い部分が全面に表れている。
それでいながら「兒玉遥の目から見た宮脇咲良との物語」に重ねることが出来るのだ。何という歌詞だろうか。
そしてこの曲が世に出された三ヵ月後にはるっぴが総選挙で17位、あと一歩のところで選抜入りを逃した。まさに「君が乗っているのに、数秒僕は間に合わなかった」のだ。この時は秋元康は予言者なのかと震えた。

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これは間違いなくHKT48の歴史を語る上で欠かせない一曲だが、これ程の名曲がシングル表題曲ではなく本店カップリングに入れられてしまうのだから、皮肉なことにこのグループの歪んだ現状を表す一曲だとも言えるだろう。
個人的にはこの曲は日本語だけで書かれている(※)ところにも大いに好感が持てる。





3位…桜、みんなで食べた
もともとシングル表題曲の中では抜きん出て好きな曲ではあったが、ちーちゃんが卒業発表をしてから今日に至るまで、改めてこの曲の存在が自分の中で大きくなり、度々頭の中を駆け巡るようになった。
去年の記事でこの曲について、HKTの全盛期の象徴だと書いた。それに加えて歌詞の通りの切ない卒業の曲というもう一つの顔が私の中に出来たのだ。

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全てがこれから始まろうとしている最も初期に後に卒業の名曲となった「桜の花びらたち」が書かれたというのは今思えば凄い話だが、このさく食べも同様に、HKTがいよいよ全盛期に入っていこうかという一歩手前、未来への希望と期待で漲っていた2014年の初頭に出されたのだ。こんな事が出来る感性と才能に感心する。

ジョン・レノンの天才性が語られる時にいつも出てくる逸話に、THE BEATLESの全盛期、もっとも充実していた時期に「HELP!」という曲を書いたというのがある。それと似たものを感じる。





2位…初恋バタフライ
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去年に続いての2位。言わずと知れたHKT初のオリジナル楽曲だが、そんな物語や神格化はこの曲の評価にもはや不要と言える程の素晴らしい名曲である。
切ないメロディに儚い歌詞…当時平均年齢14歳の子供の集まりだったHKTの初めての曲がこれと知った時は驚いたが、彼女達が歌い踊った時にちゃんとアイドルとして華があるステージに化けるのだから恐れ入った。

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そして1番Aメロの最後の部分がちーふぁむ的においしい見所なのだが、初めてHKT劇場に入った博多レジェンド公演で、そこでちーちゃんの踊りのしなやかさ、美しさを知ったのだ。私にとってかけがいのない大切な思い出である。





1位…お願いヴァレンティヌ
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堂々の二連覇を達成。私の中でこれを超える神曲は今日までに出ていない。
もうここまでくると、良い曲だからとしか言いようがない。私は音楽に関して専門的な知識は何も無いしコードとかいうものも全く分からないのだが、きっとこういう半音の響きが美しいメロディが好きなのだと思う。

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そして日本アイドル史の至宝とも言えるチョコレート衣装…衣装の博物館とも言える48グループ歴代の素晴らしい衣装群の中でも、これを超えるものを私は未だに知らない。
この神曲を2014年のリクアワと全ツの富山公演、二度も神席で観る幸運に恵まれた。この素晴らしい思い出がまた、この曲の私の中での価値を不動のものにしているのだ。





そして最後に、特別賞…夢ひとつ
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ここで多くを語る必要はないだろう。ただし、まだフルで聴いていないしMVも観ていないのでランキング対象外。
卒業曲を作ってくれたことにただ感謝。それだけだ…



というわけで「お願いヴァレンティヌ」の二連覇、しかも1位から3位まで去年とまったく同じ曲でした。
まあ私は熱しにくく冷めにくい典型の性格で、自分で十分に掘り下げて理解をしたものでなければ好きにならないし、「新しいから興味がある」という感性を持たない人間なので、こういうランキングは二年や三年では簡単に順位は変わらないのです。
自分の性格がよく表れた結果だと思っています。

それにしても…
もし今秋にHKTリクアワ開催、そのうちの一公演でもいいから関東でやるなんて事になったら、華麗に現場に復帰しますわw(これは本気)

(※「大人列車」には「ホーム」と「ベル」という語が出てきますが、これらは現代口語において無理に日本語に代えようとすると却って不自然になり、また名詞であることも考えて、この曲は広義に日本語だけで書かれていると言えます)





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■コメント

■ [ebiちゃん]

1位「お願いヴァレンティヌ」大納得です!!!
僕が初めて公演に入った13年春、まだオリジナル曲も殆ど無い中、メンバーが自分達の曲として誇らしげに歌い踊るキラキラ感が、その後の劇場通いを決定づけた気がします。

そして「大人列車」。  これは自分の中では圧倒的1位です。
つべ動画を見ての話ですが、昨年のTIFでの「はるっぴ」のパフォーマンスには見惚れました。(オリメンでの歌唱で無かったのが残念)

それからランキングには無かったですが、「夏の前」も大好きな曲です。
これは最も頻繁に劇場通いをしていた14年秋、入場抽選を待つロビーで流れているのを、心地よい爽やかな曲だなぁ~と思って聞いておりました。

ヲタそれぞれに思い入れのある楽曲というのが有るものですね。


追伸  とけすんさんにはもはや彼岸のことかもしれませんが、数日前のただ恋配信で、あの「みるんちゃん」が新ポジで純クレをやってました。
う~む、何というか・・・。  複雑な親心です。

■ [うめ]

お願いヴァレンティヌ1位、同意です。大人列車も好きですが。名前の通り梅推しだった私には曲自体への思い入れはそこまでないのですが。アイドルだなあ~、って感じた曲でした。

■Re:極私的・HKT48リクエストアワーセットリストベスト10 2016 [ベン]

お久しぶりです。
とけすんさんのブログの終焉の前に是非聞いてみたかったことを記事にしてくださり、ありがとうございます。

ちなみに私の1位はベターですが大人列車です。


出来れば公演曲も含めたAKBグループ全ての楽曲でも聞いてみたいです。

■ [ライトヲタ]

読みごたえのあるレポートでした。
「ヴァレンティヌ」は評価が低すぎる気がしています。宮脇咲良センターバージョンを一度見てみたいです。芽瑠じゃイマイチ。
HKTの首都圏公演は僕もやって欲しいです。咲良たんの勇姿を見たいなぁ。

■Re: タイトルなし [とけすん]

ebiちゃんさん>

お願いヴァレンティヌも大人列車もどちらも素晴らしい曲ですね。上位はすべて神曲であることに変わりはなく、順位は自身の思い入れの強さの差でしかありません。

何とあのみるんさんが純クレとは。時は確実に流れ、少女は大人になってゆくのですね…
とはいえ三期生ももう三年目ですから、アイドルにおいてはベテランと言っていい活動期間なんですけれどね。でも彼女はHKT一の大器晩成型(色々な意味で)だと私は思っているので、今後の成長(色々な部分で)も気になるところではあります。

■Re: タイトルなし [とけすん]

うめさん>

良い意味でアイドルらしさが無いところが48グループの楽曲の美点だと思っていますが、大人列車は典型ですね。迎合せずに結果としてアイドルらしさが付いてくれば最高です。お願いヴァレンティヌはまさにそれだと感じます。

■Re: Re:極私的・HKT48リクエストアワーセットリストベスト10 2016 [とけすん]

ベンさん>

こちらこそありがとうございます。全楽曲での私的リクアワ…そう言われると書いたら楽しいであろうことは間違いないと思うのですが、長期連載になってブログがいつまでも終わらないのでそれもまた困ったものです笑

■Re: タイトルなし [とけすん]

ライトヲタさん>

多くの人の総意という意味での評価ならば先ず知名度が不可欠ですから、シングル表題曲には絶対に叶わないのが現実だと思います。

メンバーの名を挙げて比較をするような表現はここではご遠慮下さい。

■Re:極私的・HKT48リクエストアワーセットリストベスト10 2016 [べん]

いつまでも終わらなくて良いですよ 笑

■Re: Re:極私的・HKT48リクエストアワーセットリストベスト10 2016 [とけすん]

べんさん>

ありがたいお言葉です。恐縮致します。
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プロフィール

とけすん

Author:とけすん
埼玉県在住、四十代独身男です。ヲタ歴は五年半(ヘビロテ新規)。推しメンは穴井千尋。アイドル以外の趣味は野球観戦、旅行、居酒屋巡り。
HKT推しとしては典型的な百貨店新規で、初めて劇場に入ったのは博多レジェンド公演。2013年12月、元推しの横山由依生誕祭を機に推し卒を決意し、以後AKBからも離れて博多単推しに。遠征大好き現場ヲタです。

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