■2016年7月4日、チームH「シアターの女神」穴井千尋卒業公演(その一)

ありがとうが溢れ出す。ありがとうを互いに交わす。
こんな素晴らしいことがあるだろうか。この卒業公演に入れたこと。一員となれたこと。単にそれだけではない。あらゆることに対する感謝の気持ちで一杯になる、そんなひとときだった。最高の卒業公演だった。

当日のロビーの様子は遠征記でお伝えしたので、先ずは引き出物を紹介。

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冊子と、それに挟み込む形で卒業公演の演出を説明した紙が一枚。タバサが描かれた団扇。それから終演後に返却だったのでここには写っていないがペンラが一本の、計四点。

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団扇の裏面は留学を応援する絵が描かれた素晴らしいもの。
委員の皆様、ありがとうございました。

冊子の内容はちーちゃんのこれまでの活動年表と、思い出の写真の数々、それから握手会での私服コレクションといったものだった。

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素晴らしい公演だったのだが、一つだけ残念なことがあった。この際だから先に吐き出してしまおうと思う。
(読みたくない人は飛ばして下さい)
前回の公演に入った際、開演前の劇場係員の喋りが軽妙で面白いと褒めたのだが、今回はまるでいただけなかった。
この日の公演に入れたちーふぁむは、それぞれが胸に複雑な思いを抱いてやって来た。それは一人一人少しずつ違ったものであり、そして何より、一人一人にとってかけがえのない大切な気持ちである。
また、同じくらい強い気持ちを持って申し込んだけれど落選してしまった人だっている。

だから、この日の公演に入れたことや、ちーちゃんの卒業公演がいよいよ始まろうとしていることについて、安易に何かを言うべきではない。
私の斜め後ろに座った人からも「お前に何が分かる」という一言が聞こえてきた。連番の人に対して冗談めかして言った気配だったけれど、まさにその通りだと私も思った。お前に何が分かる。
しかし、プロデューサーや支配人があのような連中だということを考えれば、これも合点がいく。発言が安易、軽率というのはこのグループ全体の体質なのだろう。
そもそも開演前の係員の喋りなど、そんな余計なものは要らないのだ。旧劇場ではそんなものは無くて、皆静かに開演を待っていたではないか。
西鉄ホールへ移転した直後ならば、旧劇場との違いや新たな注意点を説明するのは大事なことだったと思うし、それを面白おかしく伝えるのは何も悪いことではない。だが今や、なるべく多くの人を先ず一回ずつ当選させるのも終わったように見える。それが証拠に二回目の当選の知らせもちらほら聞こえてくるし、16時だった開場時刻も16時半に改められた。ならばこんな自己満足のような前説は廃止した方がいい。

だが、この後そんな些細な不愉快など一瞬で塗り潰すような時間が始まった。だから嫌な事はここまで。







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さて、チケットの番号は94番だった。
入場抽選は…

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17巡(´・ω・`)


西鉄ホール座席図ブログ用160704a

座ったのはここ。後方センブロ6列目、上手から3つ目の席。右隣が3104さん。
巡目の割には思ったより良い席に座れた!というのが素直な印象だ。前回の席ともそう変わらない。特に左右の軸は文句なしの位置だ。
まあキャンセルが少なかったから一人もいない巡目とかも実はあったのだが



≪2016年7月4日、チームH「シアターの女神」穴井千尋卒業公演 出演メンバー≫
秋吉優花・穴井千尋・井上由莉耶・宇井真白・上野遥・岡本尚子・神志那結衣・兒玉遥・駒田京伽・坂口理子・田島芽瑠・田中菜津美・田中美久・松岡菜摘・山田麻莉奈・若田部遥

≪同セットリスト≫
影アナ:穴井千尋

0.overture
1.勇気のハンマー
2.隕石の確率
3.愛のストリッパー
4.シアターの女神
MC(自己紹介)
5.初恋よこんにちは(上野、駒田、田島)
6.嵐の夜には(宇井、神志那、坂口、山田)
7.キャンディー(井上、兒玉、松岡菜)
8.ロッカールームボーイ(秋吉、岡本、田中菜、田中美、若田部)
9.夜風の仕業(穴井)
MC(穴井、兒玉、田中菜、松岡菜、若田部)
10.100メートルコンビニ
11.好き好き好き
12.サヨナラのカナシバリ
MC
13.潮風の招待状

アンコール

EN1.オネストマン
EN2.チームH推し
MC(VTR上映)
EN3.僕たちの紙飛行機
穴井千尋卒業挨拶
EN4.支え(出演メンバー+矢吹奈子、山本茉央、今田美奈、植木南央、熊沢世莉奈、下野由貴、深川舞子、宮脇咲良、村重杏奈、本村碧唯、森保まどか)

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幕が開くと、一曲目の歌い出しからいきなりちーちゃんが涙ぐんでいるではないか。
いきなり泣いていて持つのか、大丈夫なのかと思う一方で、そんなちーちゃんの姿を見て私はある大事なことに気付かされたのだ。

劇場公演が原点。一番大切なのは劇場公演。
そんな言葉を何十回と聞かされるうちに、特に出演の少ない人気メンバーの口からそう言われると、いつしかそれを素直に受け取れなくなってしまっていた。
そしてこの日は、前代未聞の「まだコンサートがあるのに先に卒業公演」という特殊な事情もあった。
だから私は開演前に、これが最後ではないから、まだ来週の卒コンがあるから、どうも最後という感じがしない、卒業公演の緊張感がないなどと感じていた。

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しかし頭の曲から涙するちーちゃんを見て、ちーちゃんは、そして他のメンバーも皆、そんな事はこれっぽちも思っていないということを思い知らされた。
幾らまだコンサートがあろうと、握手会があろうと、大切な劇場公演はこれが最後。そんな万感の思いを胸にちーちゃんはステージに立っていた。自分の考えがいかに愚かだったかを一瞬で悟った。

実はちーちゃんが曲中に一番泣いていたのはこの一曲目の勇気のハンマーの時で、その後は持ち直した感じだった。
このことで大切な事に公演の最初に気付くことが出来たのはよかった。より背筋が伸びて、緊張感を持って、ちーちゃんの最後の公演の姿をしっかり胸に刻もうという気持ちになれた。

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ちーちゃんは持ち直し、自分は気を引き締めて、歌い踊るちーちゃんから一瞬も目を離さずにその姿を目に焼き付ける。
卒コンでどのような席に当たるかは分からない。少なくともこの距離で見られるのはこれが最後なのだ。

この日のちーちゃんもこれまでと変わらず、踊りはひらひらと美しいし、果てしなくかわいかった。

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頭から泣いていたということで言えば、他の一期生の方が大変だった。特になつみかん若ちゃん
この二人は自己紹介の順番が最後だったのだが、自己紹介が始まったところからずっと泣いていて、話すのもやっとという感じだった。

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はるっぴも浮き足立っていて、センターで挨拶をする役だったのだが曲紹介を忘れてしまったり、ユニット曲でキャンディーを取り忘れたりしていた。

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さてちーちゃんは、自己紹介で懐かしのキャッチフレーズ「博多のクールビューティー目指すっちゃん」を披露。
客席は大いに沸いたのだが、私は単に卒業公演だから特別にやってみた、という以上の事を感じて胸が一杯になっていた。

これは深読みかも知れないが、ちーちゃんはこれから自分のデザインした服でブランドを立ち上げる、店を経営するという大きな夢へ向かって行かなくてはならない。それを実現するにはむしろこれから「博多のクールビューティー」にならなければいけないでしょう。そこへ向かっての決意のように聞こえた。
高校一年生でアイドルになったばかりの少女が何気なく思い付いたキャッチフレーズだったかも知れないが、人生のすべての事は巡り、繋がっている。暗示のようなものだったのだ。

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初めてHKT劇場で博多レジェンド公演を観た時、ちーちゃんはまだこのキャッチフレーズを使っていた。
あれから三年。劇場も変わり、二十歳になったちーちゃんの卒業公演に入り、まさかあの頃からの事をこうして振り返る時が来るなんて思わなかった。

(つづく)





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■コメント

■Re:2016年7月4日、チームH「シアターの女神」穴井千尋卒業公演(その一) [ちーはる推しのトラキチ]

とけすん様、こんにちは。

卒業公演というのは、しばしば「原点」と称される劇場公演の価値を再発見する良い機会になると私は思っています。しかしながら、結成初期はともかく、現在では出演回数の多さと人気の高さが逆比例する状況ですから、仰るように「原点」という言葉が空虚なものと感じられてしまうことがしばしばありますよね。


それにしても、一曲目から色んなメンバーの涙がカメラに抜かれて驚きました。なまじ本当に最後の舞台ではないという奇妙な状況が、メンバーには寂しさを募らせたのかもしれませんね。日頃あまり涙を見せない若ちゃんが自己紹介で号泣しているのを見ると、驚きとともにちーちゃんの存在の大きさを改めて感じました。(若ちゃんは確か先月末のただ恋でもアンコールでハケる際に最前のちーふぁむの涙を見て盛大に貰い泣きをしていました。心根の優しさが伝わってきますね。)なつみかんもかつて番組で「人前で泣くメンバーがイヤだ」なんて言っていたので、そんな彼女の涙を見るとたまらなく寂しい気持ちになりました。


一期生が序盤からやや湿っぽくなるなか、二期生がよく頑張っていたなというのが私の率直な感想です。寂しくないわけはないでしょうし、不安も大きいとは思いますが一生懸命パフォーマンスをする姿に胸を打たれました。はるっぴがキャンディーを取り忘れた際もゆりやが見事にフォローをしていましたし、涙を見せないところから二期生のちーちゃんに対する思いの強さ、卒業公演をより良いものにしようという気持ちが強く感じられました。


会場での一体感は凄かったのでしょうね。画面を通じてもそれが感じられたほどですから、実際の劇場の雰囲気は想像もつきません。少しでも現場でそれを味わいたかったなあというのが今の素直な思いですね。(笑)

■Re: Re:2016年7月4日、チームH「シアターの女神」穴井千尋卒業公演(その一) [とけすん]

ちーはる推しのトラキチさん>

私はむしろ、後の事も何も考えず、とにかく今日この日の大切な公演を良いものにしたい、そのために全ての力を尽くすというメンバーの気概を感じました。そして劇場公演に対するメンバー達の思いの深さをまるで分かっていなかった自分を恥じました。
当日の二期生の頑張りについてはまさにご指摘のとおりです。たとえ一期生が総崩れになっても公演は私達が支えるんだという気持ちが伝わってきて、感動と感謝を与えてくれました。

旧劇場時代は劇場だけでなくDMMの音響も素晴らしくて現場の臨場感が伝わってきたのですが、西鉄ホールでそのどちらもが失われてしまったのは残念でなりません。
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プロフィール

とけすん

Author:とけすん
埼玉県在住、四十代独身男です。ヲタ歴は五年半(ヘビロテ新規)。推しメンは穴井千尋。アイドル以外の趣味は野球観戦、旅行、居酒屋巡り。
HKT推しとしては典型的な百貨店新規で、初めて劇場に入ったのは博多レジェンド公演。2013年12月、元推しの横山由依生誕祭を機に推し卒を決意し、以後AKBからも離れて博多単推しに。遠征大好き現場ヲタです。

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